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> 最終更新日付:2024/05/09

中国語のキーボード入力について

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みなさんこんにちは。今日は、中国語のキーボードについて、紹介させていただきたいと思います。

日本語のキーボード

みなさん、スマホが普及してきた今、どのような入力方法を使っていますか?十時キーボードや、QWERTY26鍵キーボードがあります。十時キーボードは、スマートフォンに最適化されていて、日本語のひらがな一文字がほぼ、1クリック、1スワイプで入力が完了しますよね。小さい画面が有効利用されていて、優れたキーボードといえます。また、パソコンでは、さらに、ひらがな入力がありますよね。日本語のタイピングの日本一は、かな入力のプレイヤーだったとか。確かに、平均して、打鍵回数が、1/2になるので、タイピングが早くなるわけですね!しかし、かな入力では、使用キーボードが、多く、数字のキーボードまで、ひらがなの入力にしようされるので、かなり、習得に時間がかかってしまうことがわかります。

中国語の入力法

中国語のタイピングといえば、中国語の発音記号である、拼音(ピンイン)を用いて入力するのが、主となっています。拼音にあまり馴染みのない方のために、簡単に説明させていただきます。

主流な拼音

上海は、中国語で、シャンハイと読みますよね?これを拼音で表記すると、shàng hǎiとなります。そうです、中国語で、上海と入力するときは、shang haiと、入力することになります。中国語の判事の中で、一番長いものが、shuang(爽)になります。そうです、『爽』を入力するためだけに、6回打鍵する必要があるわけです。そこで、この拼音の入力をより簡略化するために、新しい入力方法が開発されたわけです。その名も、「双拼(ソウピン)」といいます。

拼音の仕組み

双拼の仕組みを知る前に、先に、全段落で紹介した『爽』の拼音がどうして、長くなってしまうのかについて考えていきたいと思います。拼音では、母音、子音の2部分に分けることができます。shàngは、子音のsh、母音のang、声調の「 ̀」に分かれます。ここで、大抵の場合、入力する際に声調記号は、考慮しません。また、拼音が長い例として、shangを取り上げましたが、実は、数は多くないものの、饿(è)、のように、母音のみで入力できる漢字、また、气(qì)のように、一文字の母音と一文字の子音からなる漢字も存在しています。そこで、問題になってくるのが、子音、母音ともに多い文字数の漢字になります。このように、漢字によっては、多くの打鍵回数を必要とする漢字をいかに簡単に入力できるようにするかを考えたのが、双拼の発端になります。

子音母音のバリエーション

24:b、p、m、f、d、t、n、l、g、k、h、j、q、x、zh、ch、sh、r、z、c、s、w、y

38:a、o、e、i、u、ü、ai、ei、ao、ou、 ia、ie、ua、uo、üe、 iao、iou、uai、uei、an、ian、uan、üan、en、in、uen、ün、ang、iang、uang、eng、ing、ong、iong

拼音には、以上の子音母音の組み合わせがあります。ここから、わかることは、少なくとも、母音だけは、アルファベット26文字で網羅することができます。しかし、子音は、26種類を超えるため、このままでは、全てを、1つのアルファベットで入力することができないのです。双拼は、いかに、これらの発音記号を、子音要素の一文字、母音要素の一文字を入力することによって、任意の一つの発音を表せるようにする取り組みなのです。中国語の入力方法を考えてきた偉大な先人たちは、これらの方法により、奇数番目文字列を、子音。偶数番目を母音で固定させる方法を考えた。ここで問題になるのが、先ほども述べたように、全ての母音を一文字で網羅することができない点です。ここで、それぞれの子音が、全ての母音を取りうるわけではない点に注目していきましょう。xの子音の後には、iongの母音はとりうるが、ongの母音を取ることはできないことです。つまり、xongという発音の、標準語の漢字は存在しないのです。また、同様に、他の子音に対しても、iongと、ongを両方の母音をとる子音は存在しないため、母音を表すアルファベットとして、iongとongに対して、2つのアルファベットを充てる必要がなく、1つのアルファベットを共有することが可能になるわけです。以下は、双拼入力法の中でも、私、記事主が使用している、(小鹤双拼输入法)を例にとって、説明を続けさせていただきたいと思います。実際に、小鹤入力法では、ongとiongには、「s」というアルファベットが充てられています。「ss」だと、song 「xs」 だと、xiongのように、前につく子音に依存して、一意の母音を表せることになるわけです。これらの方法を用いて、母音に対しても1つのアルファベットを用いることで、表せるようになったわけです。

双拼入力法が人気な理由

双拼入力法の、優れている点は、学習コストがとても低いためです。どのようにして、それを実現しているのでしょうか。それは、双拼入力法においても、qi のように、もともとの拼音で2文字で表現されるものは、その文字に対して、変更が加えられない点です。1つのアルファベットで表せられない母音のみが、また別のアルファベットに置き換えられるようにして、拼音の簡単化が図られているのです。いま、この双拼入力法では、2文字で発音が入力できるわけなので、奇数番目に、q などの子音を表すアルファベットが来たら、その子音のまま読めばよく、この奇数番目、つまり、子音の位置母音を表すアルファバットが来たら、それは、複数アルファベットであらわされる子音に充てられているアルファベットであることがわかります。

ni hc, wo ui ii tm (你好ni hao,我是wo shi池天chi tian)

以下のように、1つの漢字が2文字ずつであらわされるわけですが、それでは、1文字目「ni」について、見ていきましょう。子音の位置に、子音の「n」。母音の位置に、母音の「i」。つまり、これは、もともとの拼音と何ら変わらないのです。2文字目の、「h」は、もともとの子音、母音の位置に、子音である「c」が来ていますね。はいそうです。これこそが、拼音の省略形、双拼独自の表現になります。「c」には、「ao」という音が、あてはめられています。こちらは、暗記しかありませんね。なるべく省エネで入力できるために、皆さんも、少し覚えてみては、いかがでしょうか。双拼输入法官网にて、様々な情報を得られることできます。また、確かに一部、追加で覚えることが増えてしまう、双拼入力法ですが、こちらも、小鹤双拼であれば、キーボード左手人差し指(F)の母音の役割が、en、またその右隣(G)が、eng。右手人差し指(J)がan、その左隣(H)が、engを表すなど、覚えるための規則性などもあり、特にパソコンタイピングにて、非常にスムーズな設計になってます。ここまで読んでくださった、皆様のために、以下中国のキーボードアプリ「讯飞输入法」の、双拼キーボードで使用できる、壁紙を準備させていただきました。なかなか覚えられないよってかたは、ぜひご利用ください!

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